名古屋創業サポート支援オフィス@丸の内のコラムを御覧下さり、有難うございます。
今回のテーマは、「日本政策金融公庫 融資審査のポイント①」です。
まず大きな融資の審査のポイントは「定量的要因」と「定性的要因」の2点から審査されるようです。
その2点の具体的な内容は次の通りになります。
定量的要因とは、事業者の財務内容のことで、要するに『カネ』に関する部分になります。
ポイントは、以下の3点です。
①安全性
②収益性
③成長性
定性的要因とは、事業者の人的要素や経営環境、経営基盤のことで、要するに『ヒト』と『モノ』に関する部分になります。
ポイントは、次のようになります。
●人的要素『ヒト』
①経営理念
②経営能力、資質、人柄
③経営態勢(意思決定)
④家族の協力、後継者の有無
●経営環境『モノ』
①競合状況、立地条件
②業界地位、将来性
●経営基盤『モノ』
①付加価値の源泉(技術力・商品力等)
②取引基盤(販売、仕入基盤)
③ネットワーク(支援者・取引金融機関等)
④資金調達力(法人・個人合計の資本力)
以上の審査ポイントを踏まえて事業計画書が作成できると担当者にアピールしやすいので、しっかりと考慮した事業計画書の作成をこころがけましょう。
今回も最後まで御覧下さり有難うございます。